では粗大ごみを処分してしまいましょう。
比較的費用が安いと言われている市町村への粗大ごみの持ち込み。
はたして料金はどれぐらいになるのでしょう?
ただしここで注意しないといけないのは各市町村で持ち込みの方法等異なるということです。
料金もさながら、分別方法も違いますので引っ越す方は今後の生活の為に、ぜひ新居がある自治体のごみ分別も確認しましょう。
まず大都市の高松市をみていきましょう。
こちらは粗大ごみの処理方法を2つに分けています。
1つ目は戸別収集です。
電話での申し込みが必要で、住所、氏名、連絡先電話番号、出したいごみの種類や数量、収集車が玄関前まで入れるかどうかを確認されます。
なんらかの理由で持ち込みできない方にはありがたい方法です。
こちらは「粗大ごみ処理券(シール)」を購入し、粗大ごみの見えやすいところに貼ります。
複数の場合は個々に粗大ごみ処理券を貼ることになります。
品目によって細かく金額が決められています。(一部抜粋)
・アイロン台・アコーディオンカーテン・・・510円
・カーペット・鏡台・げた箱・・・1,020円
・エレクトーン・ソファ(スプリング入り)・・・2,040円
2つ目は持ち込みです。
これはリサイクル家電・事業活動・規制されているもの以外であればごみの持ち込みが可能という方法です。
例えば収集日以外でごみがたくさん出た、夏の時期ごみを保管しておくところがなくて匂う等、急な対応に迫られた時にも助かります。
ただし基本的には平日(一部の施設で休日に受け入れ可能のようです)に限りますので注意が必要です。(有料)
一方地方都市のB市は曜日ごとの回収に加えて、家具・家電等大型のもの(一辺が40センチメートルを超える)は持ち込みをすれば受け入れてくれるようです。
以下の点が大きく違うところでしょうか?
電話機・携帯電話・電卓・ラジカセなど・・各庁舎に設置のBOXへ持ち込み携帯電話等は個人情報を消去するのを忘れないようにしましょう。
このB市においては、収集項目が少ないのですが簡潔で分かりやすく、細かな決まりもないので、住民にとっては非常にありがたいですね。
自治体によって、かなりばらつきがあるごみの処理。
もう少し柔軟性を持たせることはできないのでしょうか?
一概にどの方法が良いか判断はできませんが、この際ごみを出す側も分別・リサイクル等なんらかの意識をもつことが大事ですね。